2022 8/14

 

 

        台 風 一 過

 

 

 

 

 

 

               「 木 の 女 神 」

 

     

                みかさんには、木彫の作品もあります。

 

        アフリカの民芸品を思わせる感じですが、穏やかで優しい女神です。

 

 

 

 

 

 

 

              「 タ ン ゴ  II 」

 

             

                ブロンズ像です。

 

         みかさんのブロンズ像も素敵です。

 

      アルゼンチンタンゴバンドネオンを演奏している男性、

           目を瞑り上を見て音楽に入り込んでいます。

 

         アストル ピアソラ の曲でしょうか。

 

 

 

 

 

 

             

                「 眠 り 」

 

 

           みかさんが時々作るブロンズ像です。この眠りの形に似ている

                  「眠り」という同じタイトルの版画もあります。 

         方向が違い、手で顔をおおっていますが。

 

             「眠るひと」 もブロンズ像と同じですね。

           腕に頭をあずけて眠っています。

 

  ブロンズ像は玄関に置いてあり、いつも、出かける時に、頭を撫でています。

 

 

                         「 眠 り 」

 

 

 

                                 「 眠  る  ひ  と 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         「 別れの中の出会い (  2つの頭部  ) 」

 

 

                 二つのブロンズの頭部は、自由に位置を変えられます。

 

        向かい合い、二人が出会うこともできますし、

       逆を向いて出会いを拒絶することもできます。

     毎日、好き勝手に楽しみながら、頭部の位置を変えています。

        二つが正面を向くようにすることもよくやります。

 

         台の木も面白いです。裂け目が入っており、古いものです。

     台の上には古い釘が何本か打ってあり、作品の一部になっています。

         表面にはみかさんの文字が書かれていますが、内容はわかりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                「 Germerion 」

 

 

 

        エンボスで表現された、変わった形をした人間の中に、

          円環のように生物が並んだ絵があります。丁度、胃の辺りの位置です。

 

  イルカ、謎の生物、象、ブタ、二頭の猿。皆、目を閉じて気持ち良さそうです。

 

       この絵を見て、連想したのは、エルンスト ヘッケルの、

              「個体発生は系統発生を繰り返す」という有名な言葉です。

                  学問の世界にしては夢のある言葉です。

    直接、この絵と繋がるとは言えませんが、そんな印象を受けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

               「 空の橋 」

 

 

     「空の橋」 は虹のことですね。みかさんの言葉です。

 

       アメリカの古いミュージカル映画では、

     階段のように、虹の橋を登っていく光景が見られることがあります。

 

             英語の  rainbow、ドイツ語の Regenbogen は同じ意味です。

             雨と弓(アーチ)という言葉からできています。

              フランス語の虹は arc-en-ciel   で空のアーチですね。

        みかさんの、空の橋に似ています。

 

            スペイン語を調べて見ると、虹は、arco iris  でした。

         arcoはアーチで、iris は虹の女神です。

 

           虹の中にいる人間が面白いですね。 オシツオサレツのように繋がり、

      ちょっとムンクのような雰囲気もあります。

         何だか試験管の中にいる人のように見えてしまいます。

 

      でも、突然気がつきましたが、だまし絵のようで、左右の人が

       伸ばした両手を合わせているようにも見えてきました。

        指を合わせている所を、細胞間隙のように見ていましたが

          大きな勘違いをしてしまいました。

 

         いやはや。(みかさんの得意のセリフです)    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                「 パンドラの箱 」

 

 

       みかさんの作品のパターンの一つとして、

                              このように軽妙な楽しいものがあります。

 

  コーヒーカップに描かれたドン・キホーテサンチョ・パンサもありますし

   ハイヒールの形の中にフラメンコダンサーが見えるものもあります。

 

           木の趣がする青いフレームが、マットの青と相まっていい雰囲気です。

      大航海時代のような絵、紋様が描かれた小さな箱です。

 

      星、月が輝く空の下、パンドラの箱から飛び出すのは、

          悪、災いではなく、魚です。

 

       箱の中に残っているのは、小蟹かなんかでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              「 イタカ II   」 

 

 

           大きな波打つ海に小さな帆船が。

 

 イタカはラブクラフトク・リトル・リトル神話に関係したものでしょうか。

  風に乗りて歩むもの、とも呼ばれていますから、この絵にふさわしいです。

 

    ドリームキャッチャーに出てきたオジブワ族のインディアンとも

        関連しているようです。

 

     この絵の形は、「みずがめ座」、「キュクロープス」にも

        つながるようです。

 

 

 

 

 

                 「 家と花 」

 

 

                「 鳥かごと木 」

 

   立体のシリーズです。色々な形の木の台に、金属で作った作品が乗っています。

 

 

 

               「 立 体 」

 

 

     これは最初に持ってきたもの。特別なタイトルはついていません。